ホタルの撮影方法のおさらい

ホタルの撮影方法ですが、ホタル撮影に挑戦するそらさんのために書き記したいと思います(笑)。まず、準備する物

  1. デジイチ本体
  2. 明るいレンズ(F値2.8以下推奨)
  3. 三脚
  4. レリーズ
  5. ペンライト(必ずというものではない)

その1:場所取りが大事です。カメラを三脚に取り付けてホタルの飛ぶ位置(意外と川っぷちではなく上の方を飛ぶ)などを考えて構図を決めます。この時重要なのが街灯などができるだけ写り込まないようにすることです。構図の上どうしてもしかたないというならホタルに被さらないような構図にして下さい。
レリーズをカメラに接続しホタルの飛ぶ前の薄暗くなった時に1枚普通に撮影しておいて下さい。

その2:日没前には位置決めしてAFでもMFでもいいのでピントを合わせておいて、ピントがその位置から動かないようにマニュアルモードに設定しピントを固定しておいて下さい。ちなみにピントリングをテープで固定してさらにマニュアルモードにしておくと震動によるピントのずれもなくなります。

ピントを奥にした場合

この写真はピントを奥の山に合わせてしまったので手前のホタルはすべてボケボケなんです。街灯も映り込んでいるのであまりいい感じではありませんね。できるだけ手前から真ん中の物にピントを合わせておく方が失敗は少ないかもしれません。なおこの写真はタムロン 90mmF2.8マクロ を使用しています。
35mmから50mmのレンズの方が失敗は少ないかもしれませんね。

その3:カメラ側の設定ですが、先ほども書いたようにピントは固定です。AFで動かないようにマニュアルモードにして下さい。僕はF2.8ならISO400、ホワイトバランスはオートでバルブ撮影モードに設定します。カメラによっては設定方法が違うと思いますがニコンの場合は、Mモードにしてシャッター速度をどんどん遅くして行けば「Bulb」という表示が出ます。それがバルブ撮影モードです。
この設定はレリーズのシャッターボタンを押している間だけシャッターを開けられるのでホタルの撮影にはかなり向いていると思います。

その4:ホタルが飛び始めました。ホタルは光を周期的に点滅させながら飛びまわります。この時ホタルが光ってるタイミングでレリーズのシャッターボタンを押して光り終わったらボタンを離して下さい。これを数十枚もしくは100枚くらい撮影を繰り返します。

その5:ここからが家に帰ってからの作業になります。撮影したホタルの写真をフォトショなどでレイヤー合成します。フォトショだったら撮影した写真をフォルダーにまとめておけば読み込み時にレイヤーとして読み込んでくれるファイルメニューがありますので使って下さい。
アクションを昔使って読み込み合成し保存までしていたんですがバージョンアップしてからうまく機能しなくなってしまいました(泣)

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その6:ここからが大変な作業になりますが、頑張って作業しましょう。撮影したホタルの写真を一枚一枚レイヤー合成します。比較(明)でホタルの光だけを合成すればいいのです。暗闇にホタルだけの光が枚数分次々と合成されていきます。
これだけではどこで撮影したかわからない写真になってしまいますよね?そこで最初に撮影した薄暗い時に撮影した画像を同じように比較(明)で合成すればいいのです。もし、この写真が明る過ぎたり色味が気に入らなかったら少し調整してもいいと思います。

tsukihotaru

合成するとこのような写真(35mmF2.8)が出来上がります。この写真の場合は、月が写ってますが時間とともに移動して合成すると月が下の方にずれながら合成されてしまいます。なので最初に撮影したシャープな月以外のレイヤーの月をコンテンツに応じて消し去ってます。こういう手法も使えるのでいろいろなアイディアで撮影できると思います。
僕は女の子がホタルを見てるところを撮影したいんですけどねー。そらさんと家がご近所だったら一緒に撮影しにいくところなんですけれどもねー(笑)。